あたらしい出会いが
視野を広げ、人の幅を広げる
デザイナー
渡邊 優貴
情報理工学域4年在学
#参加者 #デザイナー
INTERVIEW 01
文系学生とのコラボで知識の幅が広がった
これまでハッカソンに何度か出場し、Webサービスの実装や競技プログラミングの経験があります。Tornadoと一般のハッカソンとの大きな違いは、ビジネスコンテストに近く、プログラミングの知識やITスキルだけが問われるわけではないこと。創造性やアイデアが問われるコンペであり、オンライン上に集まった6名の“集合知”で、これまでなかったサービスを創り出すコンテストである点がTornadoの大きな魅力と思います。
私自身は、経営学やマーケティングを学びたい文系学生たちと一緒に共同作業をするのは初めての経験で、1か月という短い期間でしたが、自分の知識や興味の幅がどんどん広がっていくのを実感できました。
INTERVIEW 02
農家の課題に応えるWebデザインを追求
私のチームのプロジェクトは、人手がほしい離島の農家とそこで働きたい学生をマッチングさせるWebサイトの企画・制作でまとまりました。離島の人口は減少し農家は働き手を求めていますが、一方で、学生は夏休みの短いスパンでお金を稼ぎたいと思っています。地方創生という課題に合致した実現可能性の高いテーマで、全員合意の上でプロジェクトは進みました。
私は「デザイナー」としてWeb制作を担当。個人的にある企業サイト制作でWebフロントエンド開発の経験はあったのですが、デザイン制作は今回初めです。どんなデザインにするか、高齢の方でも読みやすく、使いやすいUIデザインをポイントに置きました。フォントサイズや文字色、コントラスト比などの知識を吸収し勉強し、理論的に考えてつくりました。
INTERVIEW 03
ビジネス感覚を養いプロ・エンジニアとつながる
作業に関して重視したのは、抱え込まずにまず1回つくって出してみて、フィードバックをたくさんもらうこと。メンバーはもちろんサポーターから意見をいただくほどいいものができると思い、ハイスピードで作業を進めました。結果、早く進みすぎて、後半はエンジニアのサポートにも回ったぐらいです。
Tornadoを経験して最も良かった点は、「ビジネス感覚」が養われたことです。どうやったらユーザーをサイトに集め、収益化できるか。つくって終わりではなく、一歩踏み込んで社会に本当に必要なサービって何なんだということを考えるきっかけをくれました。発表会終了後に、サポーターの会社で歓迎パーティーが催されたのはうれしい体験でした。今でも社内コミュニティーに参加して、プロのエンジニアの考え方や最新の情報に触れています。
ものをつくる楽しさとむずしさの両面を味わえるのがTornado。参加すれば、きっと人としての幅が広がったような成長を実感できます。