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Interview

Interview

本気の審査が、
学生のポテンシャルを引き出す。

石田 明

審査員

株式会社クレディセゾン 

石田 明

新規事業開発部 部長
立命館大学 客員教授

#審査員

INTERVIEW 01

INTERVIEW 01

急造のチームでいかに力を発揮するか

勤め先からの出向という形で2018年から大学で教えています。「キャリア形成」をテーマに講義をしたり、学生ベンチャー・コンテストのメンタリングや審査員に携わっていて、これまで数々のハッカソン、ビジネスコンテストや起業を志向する若者の育成を支援してきました。その経験から今回Tornadoの審査員を依頼されましたが、
こうしたイベントは今、非常に多く開催されていて、他との違いや特長を打ち出さないとなかなか学生が集まりません。その点、Tornadoは他にない特徴を持っていて、友人や仲間同士で応募するのではなく、その場でグループに分けられ、役割を与えられてひとつのプロダクトを作り上げる。“急造のチーム”であっても、お互いに補完し合いながら目的・目標を成し遂げていくことは実社会によくあることで、企業が人材に求める重要なスキルのひとつと言えます。学生にとって、Tornadoに参加する意義は大きいと言えます。

INTERVIEW 02

実現性の高さを評価するということ

審査員として参加して、最も感じたことは参加学生のポテンシャルの高さです。先述のように、急造のチームなのに、チーム発足からわずか2週間後の中間発表の段階で、よくここまで作ってきたなと思わせる完成度だったことに驚きました。
ところで、私が審査でこだわったことは企画・プロダクトの「実現性の高さ」です。アイデアの実現性はもちろん、今プレゼンをしている人たちで本当に実現できる内容なのかという点を評価しました。この考えには善し悪しもありますが、机上の空論で終わらず、真剣に取り組むことの大切さを学生に分かってほしいと思いました。審査を通じてこちらが本気で実現性を評価していることを示すことで、学生側も本気で実現性を考えるようになる。そういった良い循環が生まれることを期待しました。

INTERVIEW 02

INTERVIEW 03

活動支援を通じて人の成長過程に触れる

あらためてTornadoの魅力は何かと言うと、チームによる共同作業を経験することで、自分の能力を超えた成長体験ができること。学生同士はもとより、サポーター企業や審査員などと積極的に関わることで成長スピードはぐんと高まります。
サポーター企業にとっては、学生が成長する姿を現在進行形で見られることが参画の大きなメリットと言えます。採用活動やインターンシップなどでも学生を見ることはできますが、その時点の彼らの瞬間的な姿に過ぎません。Tornadoなら、その進行を通じて学生の成長過程を見られます。私も審査を通じて人の成長ぶりにハッとさせられ、とてもいい刺激になりました。

INTERVIEW 03