楽しみながら完成させた。
みんなの力で勝ち取った。
マーケッター
石井 友理
人文学部4年
#参加者 #マーケッター
INTERVIEW 01
普通なら出会わない人たちとチームを組む
マーケティングの仕事に興味を持ち、独学で勉強していた頃に大学でTornadoの募集を知りました。本で知るマーケティングではなく、もっと実践的なことを体験してみたい、Tornadoなら実現できそうと思ったのが応募の動機です。ハッカソンのことは知りませんでしたが、以前、宮崎市の観光協会の呼びかけで臨海公園のモデルツアーを企画し、ホームページに掲載いただいた経験があります。そうした経験を、チームメンバーとの初顔合わせの場でアピールしました。オンラインの画面には、宮崎にいたら決して出会うことのない地域の学生たちがいました。皆さんと知り会えたこと、これからマーケッターとして企画に携わることにワクワクしました。
INTERVIEW 02
役割を超え、みんなで決める協調型チーム
Tornadoは基本的に一人ひとり役割が振られて作業を進めますが、私たちのチームは、自分の役割を超え、みんなで協力しながら問題解決に当たったり、他の人の作業を手伝ったりしながら進めました。私はマーケッターなので、市場調査や資料作成をするのですが、エンジニアからこんな記事をネットで見つけたよと教えてくれたり、私もデザインやWebの機能に自分のアイデアを伝えたりしました。
具体的にどんなテーマを形にしたかというと、地方の伝統工芸品とZ世代をつなぐことを課題に、風鈴の音を比較できるサイトを開発しました。若い人たちは定額音楽サービスや動画サイトなどで音を聴くのに慣れています。私は「音のマーケティング」という視点で、風鈴への興味を喚起できる可能性を示しました。
INTERVIEW 03
喜びを分かち合うというかけがえのない経験
サポーター企業のアドバイスは、コンテンツの内容を決める段階ですごく参考になりました。企画の考え方や調査内容などを指摘いただいたことで、さらにこのテーマを深く掘り下げることができたと思います。
実は、初期の段階でテーマを絞るのに時間が掛かってしまい、完成が間に合わない機能は捨てたりしたのですが、最後まで悔いを残さず、やれることはすべてやり切ろうという気持ちで全員が一致していたので、最終発表の前日も、みんなで夜中まで話し合ってスライドを作成しました。
最後まで楽しんで完成できたプロジェクトでした。最優秀賞を受賞できたのはうれしかったです。賞金で新しいMacBookを買った人もいました。
みんなで喜びを分かち合った経験はかけがえのないもの。日常では得られない良い刺激をもらえました。私は現在、長期のインターンでWebマーケティングの仕事に携わっています。もちろんTornadoのことは面接で伝えました。この経験は、これからも私の人生に良い影響を与えてくれると思います。